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トップお役立ちコラムバルーンアートにチャレンジ膨らませたフィルムバルーンの空気の抜き方

膨らませたフィルムバルーンの空気の抜き方

膨らませたフィルムバルーンの空気の抜き方

キャラクターや大切なメッセージが描かれたフィルムバルーンを、できるだけ長く楽しみたい。ガスの再充填はできるの? ガスを抜いて保管しても大丈夫? など、フィルムバルーンの取扱いに関するさまざまな疑問にお答えします。

フィルムバルーンは空気・ヘリウムの再充填ができる?

「逆止弁」のついているバルーンなら、空気やヘリウムの再充填が可能です。「逆止弁」がついていないバルーンは、空気やヘリウムを入れたあとシーラーなどで熱圧着するため、ガスを再充填することはできません。フィルムバルーンの再充填用には、小型のスプレー缶型ボンベに入ったヘリウムも販売されています。

 

「逆止弁」って何?

バルーンに付く「逆止弁」とは、気体の流れを常に1方向に保ち、逆流できないようにする装置。具体的には、注入口の内側についている弁(フタのようなもの)のことを言います。空気やヘリウムを注入する際の圧力で弁が押し開かれ、逆流しようとすると背圧により弁がふさがれて、気体が漏れるのを防ぎます。

再充填の仕方

空気入りのバルーンの場合、ストローを入れて口で空気を吹き込みます。ヘリウムの場合は、ノズルをバルーンの口へ差し込んでヘリウムを注入します。空気を再充填する際は、ストローやノズルを無理に奥まで挿し込まないように注意しましょう。ストローが「逆止弁」を突いて、壊してしまう危険性があります。

バルーンの空気やヘリウムは抜くことはできる?

「逆止弁」の奥までストローなどを差し込んで弁を押し開ければ、中のガスを抜くことができます。弁が開いた状態でバルーンを静かに押さえると、空気やヘリウムを抜くことができます。バルーンは畳んでしまっておくことができ、使いたい時にまた再利用することも可能です。

バルーンのガスを抜く時の注意点

逆止弁はかなり内側にあり、短いストローでは届かない場合もあります。長めのストローを使うか、ストローを2本つないで使用します。空気やヘリウムを抜く時は、弁を押し開けた状態でそっと押すか、ストローをさしたまま平らな場所に置いて自然にガスが抜けるのを待ちます。保管する時は、完全に空気やヘリウムを抜いてしわにならないよう畳み、袋やファイルなどに入れて保管します。

再利用する際の注意点

上気の方法でバルーンの空気やガスを抜き、再充填して再利用することは可能です。再充填する際は、ストローやノズルを無理に差し込むとバルーンを傷つける恐れがあるので、空気やヘリウムをそっと吹き込みながら優しく膨らませましょう。

一般的にメーカーは、バルーンの再利用を保証していません。ストローやノズルで何度も逆止弁を押し開けてガスを抜くと、逆止弁が効かなくなったり、最悪逆止弁が破損したりする場合があります。またヘリウムの補充については、一度萎んだバルーンに注入する場合、空気が混入するリスクが伴います。浮力が低いバルーンは特に規定のサイズまで膨らませたのに浮かないという状態に陥り易いので注意してください。ガスを抜いてバルーンを保管する、ガスを再充填して使うなどの行為は、自己責任になることを知っておきましょう。

フィルムバルーンは比較的丈夫で、正しく取り扱えば繰り返し膨らませて楽しむことができます。家族の誕生日や記念日にはお気に入りのバルーンを膨らませて、楽しいひと時を過ごしては? バルーンが折々を彩る暮らしは、素敵です。

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