使い終わった風船の片付け方法
風船(バルーン)を大量に使ったとき、適切に後始末を行えていますか?イベントなどで風船を使う場合は、撤収まで完璧に行って、初めて成功だと言えます。 ここでは、使い終わった風船の処分方法についてご紹介します。
ラテックスバルーンを静かに割る方法は?
一度使用したラテックスバルーン(ゴム風船)は、再利用ができないので、結び目に近い部分を伸ばしながらハサミで切れ目を入れます。こうしておけば、ほかの風船を切っている間に自然に空気が抜けます。
風船にハサミを入れるのは少し怖い気もしますが、結び目の部分はゴムが伸びきっていないので、破裂せずに切ることができます。
セロテープを貼って上から針を刺す方法でも、静かに空気を抜くことができますが、この方法は失敗して破裂することもあり、成功しても空気が抜けるまでに時間がかかってしまいますので、あまりおすすめできません。
風船の捨て方は?
ラテックスバルーン(ゴム風船)は、可燃ごみであることが多いですが、ゴミの分別方法は自治体によって異なりますので、イベント会場のある自治体に必ず確認してください。
フィルム風船にはアルミが使われているので、不燃ごみとして処分するのが一般的です。
また、ラテックスバルーンにホルダーを使った場合、ホルダーはプラスチックですので、取り外して分別してください。
使わなかった風船はどうしたらいい?
ラテックスバルーンは天然素材でできていますので、使わなくても時間が経つと劣化していきます。
風船は特に熱と光に弱いので、空気を遮断するために密封できる袋やシール容器に入れ、日の当たらない冷暗所で保管します。風船は折りたたんでも問題はありませんが、その状態で長時間保管すると、折れ曲がった部分が固くなる場合があります。
いずれにしても、長期保存はせず早目に使い切るようにしてください。
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バルーンリリースした後の風船はどうなる?
バルーンリリースは、ガイドラインで100%天然素材のラテックスバルーンを使うことが定められています。ほかにも、リリースする風船はすべて単体で、集合体のまま飛ばさないこと、留め具や持ち手をつける場合は天然素材のものを使うことなどが規定されています。
リリースして上空へ上がった風船は、割れて地面に落ち、生分解して土に還ります。
バルーンリリースをする場合は、ガイドラインを遵守している業者を選んで行うようにしましょう。
使い切りのヘリウム缶、ヘリウムボンベの処分方法は?
ヘリウムは、「無味」、「無臭」、「無色」、「無毒」の安全なガスですので、空中に噴射しても引火する危険性がなく、人体にも無害です。そのため、一般的なガス缶などとは違い、火気に注意する必要はありません。
ヘリウム缶を捨てる際は、缶に穴を開けて完全に中のガスを抜いてから不燃ごみや有害ゴミとして処分しましょう。
また、サイズの大きいヘリウムボンベの場合は、通常のゴミ回収ではなく、粗大ごみとして対応する自治体もあるようです。
いずれの場合も、処分方法は自治体によって異なりますので、各自治体に確認してください。
風船を使って楽しい時間を過ごしたら、後始末も忘れずに!「イベント会場へ残して行って良いのは、楽しい思い出だけ」と心掛けて、最後まで手を抜かずに対応しましょう。
★ でも風船を捨てるのはもったいない、、、とっても長持ちアイブレックスバルーンについては → こちら